研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、アフリカ・アジア(日本を含む)の中学生を対象にして、子どもの自尊心の形成過程、「いじめ」との関連性および学校教育への影響を検証することを目的としたものである。とくに、いじめの加害者側および被害者側の自尊心について男女差や国際比較で差がみられるかどうかを検証した。結果、調査国すべてで男子の方がいじめの加担者になる場合も被害者になる場合も多かった。また、多くの国でいじめに関わっている(加害・被害含めて)生徒の方が、いじめに関わっていない生徒より自尊心が低かった。
教育社会学