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2013 年度 実施状況報告書

フランスのインターンシップ研究―なにがインターンシップの良し悪しを決めるのか ―

研究課題

研究課題/領域番号 25590248
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関香川大学

研究代表者

五十畑 浩平  香川大学, 学内共同利用施設等, 助教 (10610579)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードインターンシップ / キャリア教育 / 高等教育 / フランス / 就業
研究概要

本年度は、現地調査にさきがけ、フランスにおけるインターンシップの効用(「良し悪し」)を決定している要因を統計データの計量分析から推定しなにが決定要因であるかの仮説を立てることを目標に取り組んだ。
そのため、フランスを含む欧州15カ国と日本の計16カ国のインターンシップを国際比較したReflex調査データを中心に、フランスの高等教育機関の多様性を重視し、単に学士、修士、博士という分類のみならず、大学、グランドゼコール、技術短期大学など教育機関別でも分類し、フランスの多様なインターンシップの実態を明らかにした。
また、フランスでの現地調査の予備調査として、2013年7月にフランス人のインターン生を受け入れている日本企業に赴き、インタビュー調査を行った。この調査により、受け入れ先でのインターンシップの実態を理解することができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本来であれば、統計データの計量分析から、インターンシップの効用(「良し悪し」)を決定している要因に関して仮説を立てる予定であったが、所属機関の異動により、研究体制を整えるために予想以上に時間かかったため、仮説を立てるまでには至らなかった。

今後の研究の推進方策

本年度は、一方で、昨年度に引き続き、統計データの計量分析を進め、インターンシップの効用(「良し悪し」)を決定している要因に関して仮説を立てることに務める。他方で、パリなどを中心に、フランス各地の各種高等教育機関や企業などにおいて現地調査を行う。
以上の結果を総合的に勘案し、インターンシップの効用を決定する要因を最終的に特定するとともに、こうしたフランスの先例からみた「功罪」を踏まえ、わが国において、インターンシップが効率的に進められるための諸条件を析出する。また、こうした研究成果を学会発表や論文投稿によって公表していく。

次年度の研究費の使用計画

所属機関の移籍により研究計画が遅れたため。
追加の統計データ取得やフランスでの現地調査に使用する。

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公開日: 2015-05-28  

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