本研究は、本来、教育課程上にない防災教育を「学校教育と生涯学習を連携させ必要充分な時間を確保させつつ効果的な防災教育を実施すること。さらに政治的・宗教的中立性を確保しながら、日本の学校教育において「社会参画」を有効に行う方策を提案することを目的としている。 本研究では、仙台市のA地区をモデルとして、小学校における防災教育シミュレーション・ゲーム、中学校におけるサービス・ラーニング、技術系高等学校や工業大学の専門性を生かした地域での実習、市民センターにおける生涯学習を開発し、それらがお互いに有機的に連携できるような経営体制とカリキュラムのモデルを開発し実践した。
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