研究課題/領域番号 |
25590261
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
橋本 康弘 福井大学, 教育地域科学部, 准教授 (70346295)
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研究分担者 |
野坂 佳生 金沢大学, 法学系, 教授 (70377422)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 社会科教育 / 道徳教育 / 法教育 / カリキュラム研究 / 授業開発研究 |
研究概要 |
本年度は、主として、日本の道徳教育の現状を把握するべく、道徳教育に関する書籍を収集し、読解したり、日本道徳教育学会等に参加するなどして、理論レベル・実践レベルの資料を収集し、その概要を把握することに努めた。また、「道徳と社会科の融合可能性」を議論する上で一番親和性のある法教育を取り上げ、道徳教育と法教育で共通する価値項目を抽出し、道徳教育と法教育では授業レベルで何がどのように異なるのかについて明らかにするため、研究分担者や学校現場の先生方等と協働して、道徳教材を基盤にして、道徳教育ではどのような授業になるのか、一方で、同じ道徳教材を用いて仮に法教育授業を作った場合、どのような実践になるのかについて検討を重ねることで、道徳教育と法教育の異同について検討した。その研究成果については、第4回法と教育学会学術大会で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度の研究計画では、日本の道徳教育の現状を把握することが最大の目的であり、その点については達成できたので。また「道徳教育と社会科教育の融合可能性」を語る上で一番親和性のある法教育との関連について、授業実践レベルで検討することができたので。
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今後の研究の推進方策 |
主として、諸外国で行われている諸価値を扱う授業・カリキュラムのうち、道徳と社会科を融合させる可能性のあるものを収集し、翻訳、分析する。
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次年度の研究費の使用計画 |
諸外国で行われる諸価値を扱う授業・カリキュラムの収集を行えなかったため。 本年度は、主として、諸外国で行われる諸価値を扱う授業・カリキュラムの収集・分析を行う。
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