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2014 年度 研究成果報告書

理科教師の言葉遣いに認識論的吟味を加える

研究課題

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研究課題/領域番号 25590269
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 教科教育学
研究機関高知工科大学

研究代表者

川崎 謙  高知工科大学, 工学部, 教授 (00116451)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード理科教師教育 / 認識論 / メタ言語 / 小中連携
研究成果の概要

わが国において理科は、教授者・学習者の母語である日本語によって教授されている。この言語文化的事実は、理科の授業において従来あまり意識されてこなかった。理科は、日本語に埋め込まれた世界観とは異質の世界観によって構成されているのである。この世界観の相違は、教授者において概念上の混乱を生み、それはそのまま学習者の概念上の混乱として再生される。本研究は、研究期間中におよそ30時間の理科授業の音声記録を収集し、教師の発話に認識論的な吟味を加えることを行っている。予備的な解析によれば、「科学的思考の基盤である物質界とイデア界の区別を教師は意識していない」という傾向が見られた。詳細な検討は今後に俟ちたい。

自由記述の分野

理科教育学

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公開日: 2016-06-03  

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