研究課題
挑戦的萌芽研究
コミュニケーションを志向する外国語教育の流れを受けて,普通学校では聴解・発話技能指導の充実が図られている。しかし,視覚特別支援学校では,伝統的に点字指導が大きな重みを持ち,学習段階に応じた体系的な音声指導は,時間的に十分な実施が困難な状況である。本研究では,視覚特別支援学校の英語指導で課題となっている,点字と音声の指導,および文理解と概念化過程に対して学術的根拠を与えるとともに,学習者の視点に立って,理論的基盤を持った方法論を確立することを目的とする。
言語習得論