研究課題
挑戦的萌芽研究
1分子ケミカルイメージングの実現のために、(1)プローブ先端へのナノ構造形成について、FDTD計算によりチップ全体を覆う銀薄膜形成により、400-800 nmの幅広い波長範囲で、単一分子感度ラマン検出を与える共鳴が得られた。実験的にこの点の実証を進めた。(2)ギャップモードに関して、任意の金属及びシリコン基板上で、半径50 nmの金ナノ粒子を用いることで、一分子感度が実現できることを理論計算及び実験で見出した。(3)全反射配置でギャップモードを励起する光学系を用いて、高効率化を進めた。
表面ナノ分光