研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、金属・絶縁体転移を示す機能性酸化物VO2を基盤として、赤外領域における表面プラズモンの外場制御を実施した。特に、トップダウン技術を用いて作製されたVO2ナノドット構造からの表面プラズモン励起に着目する。赤外域で観測された表面プラズモン共鳴は実験的及び理論的に実証され、伝導帯内の強い電子⋅電子相関が共鳴励起を支配することを見出した。更に、表面プラズモン共鳴の温度依存性から、熱場に伴う外場制御が可能であることを実証した。
酸化物材料科学