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2015 年度 研究成果報告書

高感度な表面磁気光学カー効果測定装置の開発と表面ラシュバ系のスピン伝導の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25600093
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 薄膜・表面界面物性
研究機関東京工業大学 (2014-2015)
東京大学 (2013)

研究代表者

平原 徹  東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (30451818)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード物性実験 / 表面・界面物性 / ラシュバ効果
研究成果の概要

本研究の目的は非磁性体表面で大きなスピン分裂を示すバンド構造(Rashba効果)を持つ系の運動量・スピンロッキング由来のスピン伝導現象を測定することである。そのためにまず左右円偏光のレーザーを試料に照射し、試料両端に生じる起電力を測定した。Bi(111)表面とAg(111)√3×√3-Bi表面に対して円二色性が観測できたが、Rashba効果がないSi(111)7×7表面でも円二色性が見られた。第二の実験として、試料に電流を印加しながらスピン偏極ヘリウムイオンの散乱によって表面Rashba系の電流誘起のスピン偏極を検出することを試み、スピン軌道相互作用に由来するスピン依存の散乱を検出した。

自由記述の分野

表面・界面物理

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公開日: 2017-05-10  

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