研究課題
挑戦的萌芽研究
MOS(蒸着金属ナノ薄膜層・酸化膜・半導体基板)構造にゲート電圧を印加し、リーク電流を担う(エネルギーの高い電子や正孔、即ち)ホットキャリアを酸化膜側から金属層に注入し、その電子励起エネルギーを用いて金属表面に吸着した分子の解離・会合・脱離などの触媒反応を誘起させるという独自のアイデアに基づき、「触媒反応を制御する電子デバイスの動作原理の実証実験」を行ったところ、電子励起による電圧印加脱離分子の観測に初めて成功した。
表面科学