研究課題
挑戦的萌芽研究
液中プラズマは、環境、医療・バイオなど様々な分野にて注目されている。この液中プラズマの基礎放電過程を解明するため、レーザートムソン散乱分光法の応用を試みた。まずプラズマによるガス加熱機構を明らかにするために、AC高電圧を用いたパルス状の水中プラズマにレーザー光を入射して得られるラマン散乱スペクトルからガス温度を求めた結果、プラズマON時間に約690 Kまで加熱され、OFF時に室温まで低下することがわかった。また、AC励起エタノール液中プラズマでの電子密度・温度計測を試みたが、プラズマ光や液滴で生じるレイリー散乱などの影響が強く、更なる計測精度の向上が必要であると考えられる。
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