研究課題
挑戦的萌芽研究
レーザー逆コンプトン散乱X線・ガンマ線は、基礎物理学・非破壊検査・医療応用をはじめとして幅広い領域で応用研究が進みつつある。本研究では研究代表者の考案した電子ビーム偏向装置と非球面ミラーを用いるレーザー光学システムを組み合わせることで、レーザー逆コンプトン散乱X線・ガンマ線のスキャニングや、エネルギー・エネルギー広がりの制御が可能であるかの検証を行った。想定される実機の1/10スケールとなるように非球面鏡の製作を行い、光学特性を評価した。また、いくつかの具体的な実施例の概念設計を行った。
ビーム科学