マルチエージェントシミュレーションの一例としてSugarscapeモデルを取り上げ、エージェントを粒子に置き換えることによりエージェント粒子と砂糖場の相互作用を解き進めることができるPSSシミュレーションを開発しその動作の妥当性を検証した。また、PSSシミュレーションを当研究グループで開発したAMRフレームワークに応用し、スーパーコンピュータの利用によりMASのマルチスケールシミュレーションへの拡張、マルチプロセスを用いたシミュレーションの並列化、大規模化に成功した。シミュレーション結果解析により、AMRフレームワークを用いた粒子法MASの妥当性を示すことができた。
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