本研究では次世代地上ガンマ線望遠鏡 Cherenkov Telescope Array (CTA) を強度干渉計として使用して、世界最高の角度分解能を持つ光学望遠鏡の実現を目指した。研究代表者は CTA の 2 つの望遠鏡で使用予定のカメラモジュールの開発と光線追跡シミュレーションを担当した。カメラモジュールの開発は順調に進展し、実験室にて短いパルス光の撮像をするまで進んだ。またデータ取得・解析ソフトウェアの構築も進展した。しかしカメラモジュール出使用する電子回路の一部性能が目標に達しておらず、また未完成の部品も存在する。そのため今後の継続的な研究と開発が必要である。
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