研究課題
挑戦的萌芽研究
1)水の誘電分極理論を水素結合を考慮して大規模計算機計算に基づき構築した。水の電場反転に伴う非平衡状態を調べた。2)酸素などのガスを微量に水に昆入させてできるナノバブルの物理化学的理論を作った。この現象が酸素分子の水中での水和効果に起因することを明らかにした。3)臨界点に近い2成分溶液中のコロイド粒子の集合現象が局所的な相分離から起こることを理論的に示した。4)親水的イオンと疎水的イオンが水-油混合溶液で示す現象の解明をした。
統計物理学