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2015 年度 研究成果報告書

ミュオンスピン回転法によるケイ酸塩鉱物中の水素の振る舞いの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25610130
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 固体地球惑星物理学
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2015)
東京大学 (2013-2014)

研究代表者

船守 展正  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (70306851)

連携研究者 小嶋 健児  高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 准教授 (60302759)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードミュオンスピン回転法 / ミュオニウム / 中性水素原子 / ケイ酸塩鉱物 / マントル
研究成果の概要

ミュオンスピン回転法をケイ酸塩の高圧相に適用することで、地球マントル深部において、水素がケイ酸塩鉱物中に中性原子として存在する可能性を探索した。石英の高圧相鉱物であるスティショバイト中に注入した正ミュオンを調べたところ、電子1個を束縛したミュオニウムとして、構造中の小さく異方的な空隙に存在することが判明した。この発見は、水素が中性原子として存在する可能性を示唆し、水酸基として存在するとされてきた定説に一石を投じるものである。

自由記述の分野

高圧鉱物物理学

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公開日: 2017-05-10  

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