研究課題
本研究の目的は、これまで応用されたことのない機能特異分子補酵素F430の分析法を開発・実用化することにより、これまで不明であった海洋堆積物深部でのメタン生成アーキアのバイオマスや活動を定量的に評価できるようにする事である。当該年度の研究計画は、補酵素F430濃度とメタン生成アーキアのバイオマスや活性の関係性を明らかにする、深海掘削コア等への応用を行う事であった。この目的に対し、海洋堆積物を含む様々な環境試料中の補酵素F430濃度と、微生物学的手法によるバイオマスを比較し、補酵素F430がバイオマスと相関することを示した。これらの成果は、2回の国際学会(うち1つはplenaryセッションに選出)と学術雑誌3報(うち1つはサイエンス誌)にて発表した。以上の様に、当該年度の研究計画を高い次元で達成することができた。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件) 備考 (2件)
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