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2014 年度 研究成果報告書

塩素フリーのロコー反応探索

研究課題

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研究課題/領域番号 25620013
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物理化学
研究機関大阪大学

研究代表者

岡田 美智雄  大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (30281116)

連携研究者 寺岡 有殿  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, グループリーダー (10343922)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード表面・界面 / 表面反応
研究成果の概要

ロコー反応は、有機ケイ素化合物の合成反応としてシリコーン産業界において重要な反応である。本研究では、塩素を含まないロコー反応モデル系の探索を行うことを目的とした。銅ステップ表面と銅金合金表面を準備し、ロコー反応触媒として有用な銅の反応性を調べ、その制御法を検討した。様々な分子がステップエッジと強く相互作用して吸着し、場合により反応した。また、合金化により表面反応を制御できることもわかった。さらに、銅シリコン表面にエチレン分子線を入射し、炭素化反応を調べ、エチレン分子がシリコンと直接反応し気相へと反応生成物として飛び出すことを示唆する結果を得た。無塩素ロコー反応探索の指針が得られたと考えている。

自由記述の分野

表面化学

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公開日: 2016-06-03  

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