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2014 年度 研究成果報告書

ビラジカロイドの励起状態の特色を活かした高効率太陽光発電材料の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25620057
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 機能物性化学
研究機関大阪大学

研究代表者

久保 孝史  大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60324745)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードOPV / biradicaloid / singlet biradical / singlet fission
研究成果の概要

本研究は1光子で2つの三重項励起子を生み出すシングレットフィッション(SF)という現象を用いて、有機薄膜太陽電池の光電変換効率向上をねらうものである。本研究ではビスアンテンの効率的合成法の開発に成功した。また、ビスアンテンを基板上に溶液塗布し、形成した膜の過渡吸収スペクトル測定を行ったところ、SF機構により三重項種が生成していることが示唆された。太陽電池の評価では、ビスアンテンとフラーレンのpn接合を形成し、太陽電池として動作するか確認を行った。太陽電池特性は、短絡電流1 mA/cm2、開放電圧0.34 V、FF0.48、変換効率0.16 %と、単純積層型太陽電池としては良好な値を示した。

自由記述の分野

構造有機化学

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公開日: 2016-06-03  

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