研究課題
挑戦的萌芽研究
機能性分子コアに金属錯体を採用し、その金属錯体を柔軟性側鎖により取り囲むことで、バルク状態において分子固有の光・電子・磁気機能を発揮でき、低粘性、低融点、不揮発性の無溶媒常温液状物質の創製が期待できる。具体的には、白色発光性のIr錯体およびスピン活性かつエレクトロクロミズム機能を有するダブルデッカー型Luフタロシアニン錯体を分岐型アルキル長鎖で化学修飾し、常温液状金属錯体を合成し、それぞれの液体分子物性、光・磁気物性等を詳細に検討した。
化学