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2015 年度 研究成果報告書

ホウ素反応剤の付加に基づく芳香族化合物の革新的脱芳香化

研究課題

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研究課題/領域番号 25620082
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 合成化学
研究機関京都大学

研究代表者

大村 智通  京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00378803)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード合成化学 / 芳香族化合物 / 複素環状化合物 / ホウ素 / 付加反応
研究成果の概要

分子内に二つの窒素原子を含有する芳香族化合物(4,4’-ビピリジン)に対するジホウ素化合物の付加反応が、無触媒条件下60~110℃で効率よく進行し、脱芳香化生成物を収率よく与えることを見出した。また、脱芳香化生成物から不飽和有機分子(ピラジン、アルキン)へのホウ素官能基のトランスファーが、温和な条件下(室温~60℃)効率よく進行することも明らかとした。この二つの素反応を基に、4,4’-ビピリジンを触媒に用いるピラジンおよびアルキンのジホウ素化反応を確立した。本成果は、脱芳香化に基づく特徴ある分子変換手法の創出に資すると考えられる。

自由記述の分野

有機金属化学、有機合成化学

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公開日: 2017-05-10  

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