研究課題
挑戦的萌芽研究
生体適合材料としての応用が期待できるポリアミノ酸の新規合成法を検討した。従来法(ほぼ唯一)の問題を根本的に解決するために、新たな環状モノマー構造を設計し重合を行った。その結果、1)紫外光照射やニトロキシラジカルを用いたラジカル重合によってポリサルコシンが得られた。2)後者の条件では、サルコシンやアラニンとメタクリル酸メチルとの共重合体が生成した。3)アスパラギン酸やグルタミン酸からフリーのカルボン酸基を持ったモノマーが得られ、塩基触媒によって対応するポリアミノ酸が得られた。
高分子合成