研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、超臨界水酸化によって食品をCO2にまで酸化し、得られたCO2の炭素同位体比を近赤外波長変調レーザー吸収分光法によって測定する新規手法を提案した。精米由来の炭素は99.72 %以上がCO2にまで酸化され、その炭素同位体比は、従来法での測定値と差異なく、超臨界水酸化は前処理法として有用であることが示された。以上、本提案の新規分析手法が、原産地推定手法として応用され得る展望が実験的に示された。
環境分析