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動的再結晶材料の熱間加工におけるミクロ組織発展とマクロ力学特性を同時に表現可能な新しい熱間加工マルチスケールモデルの構築を目的とた．ここで，マルチフェーズフィールドモデルを用いた動的再結晶（MPF-DRX）モデルと，熱間加工の大変形弾塑性有限要素法を連成させた，熱間加工マルチスケール（MPFFE-DRX)モデルを構築した．また，構築したモデルを用いた円柱の不均一圧縮シミュレーションを行うことで，モデルの有用性を示すとともに，適用範囲を確認した．加えて，更なる高精度なモデルの構築を目指し，結晶塑性有限要素法とマルチフェーズフィールド法を連成させる動的再結晶モデルの構築に着手した．
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