本申請研究においては,デスクトップサイズに小型化されたマイクロファクトリ概念をさらに拡張し,マイクロメートルスケール部品への加工・アセンブリシステムを実現する超小型工場(セルインマイクロファクトリ)を提案した.これは,数umから数10um程度のマイクロ機能部品・デバイスを自律的に製造可能な数mmから数10mm程度の微小セル自体を生産ライン工場と見立てるものである.特に本研究では,微小母材のハンドリングや加工時に必要となる主供給エネルギー種として,遠隔制御性・並列処理性に優れた光エネルギーを適用することを考え,実際に基礎実験装置を試作し,提案コンセプトの検証を行った.
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