研究実績の概要 |
前年度の成果①~③に引き続き,マイクロナノスケールの複雑構造がナノギャップ間のふく射エネルギー輸送量を飛躍的に増大することを解析および実験で立証することを目的として,以下の成果を得た.【④スパコンによる構造探索の強化】スパコンおよび高性能PCを活用して,より広い探索空間,より高い構造自由度で構造探索を行い,最適構造を導くことができた.【⑤エラーを潰し正しい評価をする】ギャップ計測&制御ではナノメートルオーダーの誤差検定が必要となる.光干渉計を応用した精密計測手法を構築して、従来手法よりも一桁高い精度で評価できるようになった.【⑥課題をクリアして目標達成】微細構造によって近接場ふく射伝熱量が10倍に増大することを実証できた.
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