研究課題
挑戦的萌芽研究
表面ナノ構造を利用した光波制御手法は,高密度な光エネルギー生成に有用であり,本研究では,プラズマを新しい可変的光波制御手法を検討した.プラズマは,表面改質などの加工プロセスとして用いられることが多いが,電圧印加によって生成から消失までの劇的な特性変化を誘起出来るといったユニークな特性を持つ.2 mA以下の電流と400 V程度の電圧を微細電極に印加したとき,Arプラズマの生成が観察された.プラズマを生成前後で,Auナノ構造の光学特性が変調された.
光工学