研究課題/領域番号 |
25630086
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高畑 智之 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 講師 (80529652)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 知能機械 / マイクロ・ナノデバイス |
研究実績の概要 |
本研究では、触覚センサにおいて感度の高さと強度の高さを両立するために、硬さ可変パッケージの研究を行う。平成27年度は、昨年度に引き続いてダイラタント流体の材料の探索のために文献調査を行った。また、発展的な研究として、炭素繊維強化樹脂(CFRP)中にひずみセンサを埋め込んで特性計測を行った。 昨年度の成果であるダイラタント流体中のひずみセンサに衝撃力を与える実験の結果について、国内学会で発表した。また、CFRP中のセンサの特性計測について国際会議で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ダイラタント流体の材料探索に想定以上の時間を要している。ダイラタント流体に振動を加えて硬さを変化させる実験には至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
本研究を1年間延長し、当初計画していたダイラタント流体の材料探索およびダイラタンシー流体パッケージに対して外部から振動を加えた時の硬さの変化について研究を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
ダイラタント流体の材料探索に想定以上の時間を要してしまい、パッケージを外部から加振する実験には至らなかったため。
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次年度使用額の使用計画 |
ダイラタント流体の試作のための新規材料の購入に充てる。また、研究成果の公表のための論文投稿費、学会参加費に使用する。
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