本研究の目的は円筒ブラッグ反射導波路に円筒全反射導波路を組み込むことで面発光レーザ用化合物半導体波長変換素子を開発することである。数値計算の結果、以下のような成果を得た。 1) GaAs/空気の円筒ブラッグ反射導波路において全反射モードとブラッグモード間での位相整合条件を達成できる条件を見いだすことはできなかった。 2) 超小型フットプリントデバイスを実現できるU字折畳み導波路が、その結果直線導波路と円弧導波路の幅を変え接合部にテーパ導波路を導入することで、超小型で高効率を達成することを明らかにした。
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