研究課題/領域番号 |
25630172
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
薮上 信 東北学院大学, 工学部, 教授 (00302232)
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研究分担者 |
芳賀 洋一 東北大学, その他の研究科, 教授 (00282096)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 計測システム |
研究概要 |
(a)センサ素子の小型化 作製実績のある2mm×5mmの外形サイズよりも面積が1桁小さい1mm×1mm以下のヘッドサイズのセンサ素子を開発した。磁界に対するキャリアの位相変化感度や約10 degree/Oe程度であった。 (b)回路の小型化 市販の位相検出IC(Analog Devices AD8302)をセンサ素子と組み合わせてコンパクト化した。センサヘッドとの組み合わせで約100pT程度の磁界検出分解能を得た。またPLL IC(Analog Devices ADF4360等)とセンサ素子と組みあわせて微弱磁界を検出できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
心臓部となる薄膜磁界センサは1mm×1mmの寸法としたら目標としているセンサ感度まで達成できておらず、カテーテルへの実装が遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
(1)センサヘッドの高感度化をはかる。現状の課題は波長短縮効果が想定よりも小さい点にあり、センサヘッドのキャパシタンス分の増大(コプレーナ導体間距離を短縮)をはかる。 (2)センサモジュール化はほぼ予定通りであるが、各部品の小型化を進める (3)センサヘッドをカテーテル等へ実装する
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次年度の研究費の使用計画 |
H26年度に研究補助員の人件費を計上したため 研究補助員の人件費として、センサ素子の小型化と高感度化を進める。
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