研究課題
(a)センサ素子の小型化センサヘッドサイズが1mm×1mm以下のセンサ素子を開発した。磁界に対するキャリアの位相変化感度は最大で約90 degree/0e程度であった。(b)回路の小型化AD8302をセンサ素子と組み合わせてコンパクト化した。センサヘッドとの組み合わせで約100pT程度の磁界検出分解能を得た。(c)センサのモジュール化PLL回路によるセンサ素子の発振器をコンパクトにし、上記回路およびセンサ素子と同一基板上にモジュール化した。
3: やや遅れている
(理由)心臓部となる薄膜磁界センサは目標とした1mm×1mm程度の寸法とし、センサモジュールも開発したが、モジュール全体の寸法が大きく、カテーテルへの実装が遅れている。
(今後の推進方策)(1)センサヘッドの小型化をはかる。(2)センサモジュール化はほぼ予定通りであるが、各部品の小型化を進める。(3)センサヘッドをカテーテル等へ実装する。
センサ用電子部品(プリント基板)を次年度に持ち越したほうが研究が効率的に進むため
平成27年度にプリント基板を購入してセンサ素子を実装する。
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JOURNAL OF APPLIED PHYSICS
巻: 117, 17A305 ページ: 1-4
IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS
巻: VOL. 50, NO. 11, 4007604 ページ: 1-4