研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、液晶で観察されるランダムなテクスチャ(模様)を利用したセキュリティタグの素子作製装置、カメラとコンピュータを利用した読み取り光学系および画像処理プログラムを作成し、認証システムの基本的要素技術を構築した。素子作製装置は温度制御が可能であり、熱相転移を利用し人工的なパターンを有する素子を安定した条件で作製でき、精度の高い素子評価が可能となった。また、カイラルネマチック液晶の指紋状組織およびネマチック液晶のシュリーレン組織に適した画像処理プログラムを開発した。
電子工学