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2014 年度 研究成果報告書

キャビティ法と変調法を組み合わせた超高感度レーザー吸収分光法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25630389
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 航空宇宙工学
研究機関静岡大学

研究代表者

松井 信  静岡大学, 工学研究科, 准教授 (90547100)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードレーザー吸収分光 / 波長変調法 / 集積共振器出力分光法 / 酸素原子数密度測定
研究成果の概要

禁則遷移OI636nmを用いて酸素原子数密度を測定するために高感度レーザー吸収分光法を開発した。まず、禁則遷移での吸収が可能かを集積共振器出力分光法(ICOS)による高感度化により確かめた。その結果、従来のレーザー吸収分光法に比べ感度を822倍に増幅することで酸素原子数密度の測定に成功し、その測定下限は1.2x1021m3であった。次に波長変調法(WMS)を組み合わせることでさらなる高感度化を試みた。その結果、測定条件を最適化することでWM-ICOSの感度はICOSよりさらに26倍向上した。この結果、本システムは吸収長10mm、酸素原子分圧250Pa以上での測定が可能となることがわかった。

自由記述の分野

航空宇宙工学

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公開日: 2016-09-02  

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