研究課題
挑戦的萌芽研究
プラズマ還元-濃縮技術の融合により,類例を見ない新しいCO2処理・燃料化システムを構築し性能を明らかにした。初めに設定したCO2流量,濃度に対して,CO2をほぼ100%吸収できる吸着流路の寸法を実験的に決定した。その後,窒素プラズマ流を循環させながら印加する場合にCO2を100%還元できる,プラズマリアクタの仕様を決定し,実験装置を試作完成することができた。本装置における処理エネルギー効率の最高値は11%となり,米国ミシガン大学で記録された従来値である3%に比べ,3倍以上の高い値を記録した。
環境保全工学,プラズマ化学,静電気,内燃機関