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2014 年度 研究成果報告書

Dockファミリーの分子間相互作用が神経炎症に与える影響の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25640043
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

行方 和彦  公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 副参事研究員 (70392355)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードDock3 / 脱髄疾患 / 神経変性
研究成果の概要

本研究ではDock3と呼ばれるタンパクが、神経炎症を引き起こす多発性硬化症などの脱髄疾患に与える影響について検討を行なった。Dock3は網膜において神経保護効果を示すことは明らかとなっていたが、髄鞘を形成するオリゴデンドロサイトの保護効果については不明であった。そこで、Dock3過剰発現(Dock3 Tg)マウスを活用して薬剤誘発急性脱髄モデルを作製したところ、野生型マウスと比較して脱髄症状が緩和されていることが確認された。この結果は、Dock3によるオリゴデンドロサイトの保護を示唆しており、今後は神経炎症による脱髄への治療応用に興味がもたれる。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2016-09-02  

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