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2015 年度 研究成果報告書

テロメアタンパク質による新規ゲノムオーガニゼーションメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25650012
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 分子生物学
研究機関大阪大学

研究代表者

加納 純子  大阪大学, たんぱく質研究所, 准教授 (10323809)

研究協力者 長谷川 雄大  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードテロメア / DNA複製 / ゲノム / 複製開始点
研究成果の概要

染色体DNAの複製は、origin(複製開始点)と呼ばれる部位から各々に決められたタイミングで起こることが知られている。本研究では、テロメア異常がゲノム全体の複製タイミングに及ぼす影響を探った。分裂酵母のテロメア結合タンパク質であるRap1やPoz1を欠損させてテロメアDNA長を通常より長くしたところ、一部のlate originの複製のタイミングがearly originのように早くなっていた。さらに、late originで複製開始を阻害するPP1フォスファターゼの局在が異常になっていた。以上のことから、テロメアDNA長の維持は正常な複製タイミングの維持に重要であることが明らかになった。

自由記述の分野

分子生物学、分子遺伝学

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公開日: 2017-05-10  

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