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2015 年度 研究成果報告書

クロマチンループ構造の人為的改変による核内構造の操作

研究課題

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研究課題/領域番号 25650014
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 分子生物学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

正井 久雄  公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 副所長 (40229349)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードRif1タンパク質 / クロマチンループ / 核内染色体構造 / 複製タイミング / グアニン4重鎖構造 / 核膜
研究成果の概要

本研究では、保存された核因子Rif1を用いてクロマチンループ構造の人為的改変を介して核内構造を操作し、細胞の機能改変を誘導する新規技法を開発する。
Rif1はG-richの共通保存配列に依存して形成されるG4構造に特異的に結合する。Rif1タンパク質はC端271aaでG4構造に結合し、C端近傍の保存配列がG4結合に必要である。この配列はRif1の多量体形成にも必要であった。分裂酵母でRif1を増産すると核内染色体構造の異常が誘導され、著しい増殖阻害が観察される。Rif1がhigh affinityで結合するG4形成配列を特定の部位に導入することによる染色体機能の変換を現在試みている。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2017-05-10  

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