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2014 年度 研究成果報告書

リボヌクレオチド除去修復におけるRNase H2の機能

研究課題

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研究課題/領域番号 25650028
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 機能生物化学
研究機関筑波大学

研究代表者

柏原 真一  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (00254318)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードリボヌクレオチド除去修復 / ゲノム安定性 / RNase H2
研究成果の概要

リボヌクレアーゼH2(RNase H2)は、二本鎖DNA中に存在するモノリボヌクレオチド (rNMP)を認識・切断するRNA分解酵素である。RNase H2を欠損したマウスの胚ゲノム中には多数のrNMPが存在し、また、Cyclin G1やp21などのDNA損傷応答遺伝子群の発現が上昇していた。さらに、本酵素は正常な染色体DNA複製を介した細胞増殖には不可欠ではあるが、細胞の生存そのものには必須でないことが示された。以上の結果より、RNase H2複合体は複製に際して誤って取り込まれたrNMPの除去修復というゲノム監視機構を介して、正常なDNA複製と細胞増殖に必須であることが判明した。

自由記述の分野

分子細胞生物学

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公開日: 2016-09-02  

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