研究課題
挑戦的萌芽研究
手のひらにのるような、検査・治療機器を作成するためには、非常に小型の検出・診断・合成装置が必要である。蛋白質はナノメートルサイズの高効率な分子機械であるので、これらをナノシステム化、アセンブル化できれば、高性能な機器を構築できると考えられる。本研究では、第一歩として、転写システムを集積化した遺伝子ナノチップを作成し、特徴的な性質を持つ事を明らかにした。今後、制御系を組込むことで、自律的に機能するナノデバイスの構築が可能になると期待される。
生物物理