脳前頭前野活動計測における近赤外分光法に注目が高まっている。しかし、野外高照度環境下における測定法は確立されていない。本研究の目的は、1) 野外高照度環境下における携帯型近赤外分光装置を用いた前頭前野活動計測法を確立すること、2)野外高照度環境下における計測を実施することである。7月~9月の好天時に、都市部と森林部において81名の被験者にて実施した。 結論として以下が明らかとなった。1)前額部の遮光と器機の改良により、高照度環境下の都市部において、前頭前野活動計測を行うことが可能となった。2)森林部と都市部における前頭前野活動に違いが認められた。
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