研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では次世代シークエンシングを利用したゲノムワイドでの突然変異検出法の開発を目指した。変異誘導処理を施した960個体のM2個体からDNAを抽出し、96プレートに配置した。これらを3次元プールにバルクし、30プールのPCRテンプレートを作成した。6箇所の領域(全長12Kb)をそれぞれPCRで増幅し、変異をスクリーニングした結果、4領域でSNPsと考えられるシグナルの検出に成功した。また、今後、さらに多くの領域を扱える可能性が高いこともわかった。本研究成果は今後の突然変異育種に有効利用できる。
植物遺伝育種