植物体生育後、タンパク質性医薬品等の有用物質生産を開始する 「光スイッチ」 を開発した。加えて、「乾燥スイッチ」 も開発も試みた。シロイヌナズナ葉緑体ゲノムにコードされるPSI反応中心タンパク質遺伝子 (psaA) の選択的転写抑制を活用した。「光スイッチ」 としての最適光波長は、700 nmであることを見いだした。Chroma-Glo Luciferase (Promega) のCBRluc (赤色) とCBG68luc (緑色) をレポーター遺伝子として用い、一過性発現によるアッセイ系を構築した。これにより、転写抑制を遺伝子発現促進に置き換えるRNAiの活用を評価した。
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