研究課題
挑戦的萌芽研究
4Lのポットに栽培した開花期のイネ(品種:IR72)をイネ群落(品種:全両優681)の中に設置した種々の高さの台に置き,葉郡内の穂の深さ,穂周囲の環境と受粉・稔実との関係を調べた.稔実から見て最適な穂の深さが認められ,稔実には最適な風速があると考えられた.穂の周辺の風速が毎秒0.5メートル以下になると不安定になることが認められたが,強風条件下では受粉が安定しており,受粉の安定性から強風条件下での稔実の低下を説明することはできなかった.
作物学