研究課題
挑戦的萌芽研究
無細胞タンパク質合成系によるタンパク質誘導能の最適化を行った。本研究により、アミノ酸、ATPやGTPの至適濃度を決定した。さらに、転写鋳型作成時に用いる3'UTR配列の至適化を行い、従来1000 bp以上の長い3'UTRを必要とするところを約20 bpまでに削減することに成功した。本配列及び、上記至適条件により、従来のタンパク質合成量と比較し、10倍以上の合成能力を得ることができた。現在本系を用いて、サリチル酸受容体のタンパク質立体構造解析を目的とした大量合成を行っている。
植物生理学