2015 年度研究成果報告書

シアノバクテリアを利用した膜タンパク質大量生産系の構築

研究課題

研究課題/領域番号	25660075
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	基金
研究分野	応用生物化学
研究機関	茨城大学
研究代表者	木村成伸茨城大学, 工学部, 教授 (90291608)
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード	膜タンパク質 / 発現系 / シアノバクテリア / チラコイド / 膜移行シグナル
研究成果の概要	細胞膜上にある膜タンパクは，細胞の代謝，物質輸送，信号伝達などに重要な役割を果たしている。膜タンパク分子の立体構造や機能解明を進めるためには，大量培養が容易な微生物を用いた遺伝子組換え型膜タンパクの大量生産系が必要である。本研究では，光合成微生物であるシアノバクテリア細胞内に豊富にあるチラコイド膜上の膜タンパクのN末端側ポリペプチドを利用して，遺伝子組換え型タンパクをチラコイド膜画分に産生できることを示すことができた。
自由記述の分野	蛋白質工学