研究課題
挑戦的萌芽研究
キトサンの低濃度溶液を基板上に超音波噴霧で吹き付け、液体窒素を用いて急速凍結させた後の凍結乾燥体には、配向性を持つナノ繊維が観察された。凍結速度が速いほど繊維径が小さくなる。また、キトサンの分子量によっても繊維径が変化する。さらに、溶液噴霧と氷晶鋳型法によって、アルギン酸やカラギーナン、ヒアルロン酸といった他の水溶性高分子からのナノ繊維を生成可能である。
食品工学