• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

森林植物中の天然同位体トレーサーを用いた窒素同化過程の新解析法の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25660112
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関名古屋大学 (2014)
北海道大学 (2013)

研究代表者

中川 書子  名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (70360899)

連携研究者 柴田 英昭  北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (70281798)
蔵治 光一郎  東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (90282566)
小松 大祐  東海大学, 海洋学部, 講師 (70422011)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード硝酸 / 三酸素同位体組成 / 植物 / 窒素同化 / 降水 / 土壌水
研究成果の概要

本研究では、硝酸の天然同位体トレーサーを用いて森林生態系の窒素循環像を解明することを試みた。自然環境下の植物の個体内に含まれる硝酸の窒素・三酸素同位体組成の定量法を開発し、植物に同化される硝酸の供給源同定を試みた。植物試料は、マツ、ナラ、セコイア、スギといった木本類、ササといった草本類、コケ・地衣類など様々な植物種について分析を行ったところ、ササやコケ類中の硝酸は高い三酸素同位体組成を持ち、半分近くが大気由来の硝酸であることが分かった。木本類についても、大気由来の硝酸が含まれていることが確認された。また、同じトレーサーを使って、森林生態系全体の大気硝酸利用効率の評価にも応用した。

自由記述の分野

環境化学

URL: 

公開日: 2016-09-02  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi