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2015 年度 研究成果報告書

森林昆虫の密度調節に関わる寄生蜂の繁殖戦略-見えない寄主をどう見分けるのか-

研究課題

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研究課題/領域番号 25660118
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

肘井 直樹  名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (80202274)

研究協力者 中島 寛文  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード寄生蜂 / 寄主選択 / 樹皮下穿孔性昆虫 / 探索行動 / 性比調節 / 寄主サイズ / キタコマユバチ / 産卵実験装置
研究成果の概要

視覚的に寄主の位置や大きさを識別することができない樹皮下穿孔性昆虫の寄生蜂においても,露出型寄主の寄生蜂と同様,寄主サイズに依存した次世代の雌雄の産み分けを行なうのかどうかを明らかにするため,実験装置を新たに製作し,キタコマユバチ(Atanycolus genalis)を用いて,寄主供試実験と産卵行動の観察を行なった。その結果,このハチは生得的な寄主サイズ評価基準を持ち,供試する寄主サイズ分布のばらつきが小さい場合は,生得的な基準により次世代性配分を決定したが,異なるサイズの寄主を連続して与える実験では,Charnovの寄主サイズモデルに従った,相対評価に基づく次世代性配分が認められた。

自由記述の分野

森林保護学

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公開日: 2017-05-10  

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