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2016 年度 研究成果報告書

雌雄異株樹木の性判別のためのDNAマーカーの開発と野生個体群への適用

研究課題

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研究課題/領域番号 25660125
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

名波 哲  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (70326247)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード雌雄異株植物 / 性判別 / DNAマーカー / 性比 / 森林
研究成果の概要

雌雄異株樹種ナギの未開花個体の性を判別するDNAマーカーを開発した。まず、雄7個体、雌6個体にRAD-Sequence法を適用し、100塩基からなるリードの配列が1個体につき平均25万本得られた。この中から雌のみに見つかる配列は見つからなかったが、雄のみに見つかる配列が5本見つかった。これらに対してプライマーを設計し、奈良県御蓋山の4箇所において、1箇所につき32~45本の実生の性判別を行った。雄の割合は場所によって0.465~0.600となり、性比の偏りや場所による差は見られなかった。したがってナギでは、実生段階の性比は場所によらず1:1ということが示唆された。

自由記述の分野

植物生態学

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公開日: 2018-03-22  

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