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2014 年度 研究成果報告書

ヤマトシジミへの木粉給餌と軟体部の増加

研究課題

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研究課題/領域番号 25660141
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 木質科学
研究機関秋田県立大学

研究代表者

中村 昇  秋田県立大学, 付置研究所, 教授 (30180384)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードシジミ / ミミズ / セルラーゼ / 食料
研究成果の概要

ヤマトシジミは、セルロースの摂餌・分解・同化という森林におけるシロアリに相当するような「分解者」の役割を有していることが明らかにされている。また、ミミズもセルラーゼを持っていることが知られている。そこで、木材を粉体にし、ヤマトシジミおよびミミズが餌として利用できないかを目的とした。
ヤマトシジミの糞を観察したところ、消化管を通って肛門よりでてきたと判断することができた。一方、シマミミズの糞の化学分析結果を行なったところ、与えた餌の木粉よりも、糞の方がホロセルロース量が少なく、リグニン量が多いことがわかった。つまり、シマミミズも木粉のセルロースを食していると考えられる。

自由記述の分野

林産学

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公開日: 2016-09-02  

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